奇特な世界へようこそ~僕の思考回路~

僕ことURAKIが綴る目眩く思考・嗜好・そして志向の世界へようこそ。貴方にニッチな体験と出会いをお届けする そんな雑記をご賞味下さいm(_ _)m

ドラクエⅢの想い出 ロト紋PTで学んだ魔法使いの魅力

ドラゴンクエストシリーズのおいて最も人気と知名度が高い作品を1つ挙げろといわれたら、まずまちがいなくコレ それがドラゴンクエストⅢ~そして伝説へ~です。 1988年にロト三部作の完結編として発売された本作は当時社会現象を巻き起こし空前のブームを引き…

遙かなるLOVE&PEACE たまには戦争と平和について語ってみよう

「そんな場所は何処にもないかもしれないけれど戦争のない世界に住みたい。」 今朝ほど、車を運転中に、何気なく流していたカーラジオから聴こえてきた言葉です。 これは、子供に、もし好きな場所に住めるならどんな場所に住みたいかを聞いた際に返ってきた…

アイディアの源について考えてみた 名作はどのように生まれたのか

世の中には様々な作品やモノが溢れています。資本主義社会は競争の世界ですから、ライバルを出し抜くため、生き残るためにはより素晴らしいモノを生み出さなくてはなりません。 まさに血を吐きながら続ける悲しいマラソン*1なのです。 そんな時代に生まれた…

買わなきゃハド損 PCエンジン(mini)を堪能してみよう~稀代のSTGから独特な世界観RPGまで~

さて今回は、前回記事の予告通りPCEミニを一通り遊んでみての感想などを連ねていきたいと思います。はじめてこの記事を読まれてPCEってなんぞや?と思われた方は前回記事こちらをお読みください。 www.livingdaylights.work と、前置きしたところで閑話休題 …

それは魅惑のオーパーツ ~PCエンジンとは何だったのか~

1983年に発売されて社会現象を巻き起こしたファミリーコンピュータことファミコンから始まり、いまやポピュラー娯楽として幅広い世代に愛されて普及している家庭用ゲーム。 現在では名だたるメーカーから競合ハードが発表されており、先述のファミコンも時代…

お待たせしました?復帰記事第一号 ブログを書くことの意義について考えてみた。

今回、久々に記事を綴っています。最終更新が昨年4月なのでなんと約一年半年もの間、当ブログを放置していたことになります。 その間にも、途切れなくアクセス頂けているので、そんな記事を楽しみにして下さっている方の為に? 復帰第一段である今回はなぜ長…

モノ溢れる時代と心のゆとりについて

現代は非常に便利でモノ溢れる時代です。日本は不景気だの格差社会だの言われますが、それでもやはりモノはそこらじゅうに溢れているのです。 どうしてこうなったのでしょう。その因のひとつに、生活のためという要素があることを僕は常々、思い起こして複雑…

まさにポケ戦? リアルタイム世代が語るドラクエFF比較論

前々回の記事にて、レトロゲームの思い出について語ってみたところ、いつも以上にアクセスが集中したのでまた例のごとく*1原因を調べていると、今回はどうやら『ファミコンのネタ!!』というサイトにコラムという形で僕の記事が紹介されたことが解りました…

季節外れの舞雪に想う 人は銀世界に何を視るのか 

今朝目覚めて、窓の外を覗くと雪がかなり激しく舞っていました。季節は春、ときに四月の半ばに差し掛かろうとしています。 長年、雪国に住んでいればこんな季節外れの舞雪を経験することも珍しくはありません。春の祭りに粉雪が舞うなんて光景も数年に一度く…

あの頃僕らは ~今だから語りたいレトロゲーム迷プレイ伝説~

僕たち現30代後半~40代前半の子供時代といえば、もう家庭用ゲーム機ブーム真っ盛り 今と違い、多種多様のハードが競合ひしめき合ったり、スマホやゲームアプリなどが存在したわけではないですが、それでもハドソンのPCエンジンやセガのメガドライブなど…

それはまるで無邪気な子供のように ~マーフィーの法則の意義を考える~

まずはじめに読者の皆様ご無沙汰しております。暫く更新しなかった間に、世間は元号発表フィーバーみたいですねぇ そういえば、先日、新元号発表された瞬間にグーグルで「令和」を検索してみたところ、トップに表示されたのは、憲法学者の川岸令和さんという…

何を得て何を失うのか ~FFⅡに視た僕なりの成長論~ 

突然ですが、皆さんFFと聞いて何を思い浮かべるでしょう? ファーストフード? ファイアフォックス?*1 車好きな方ならばフロントエンジン・フロントドライブ? はたまた最近ならTwitter用語(FF外から~)などでしょうか まあ世の中様々なFFが存在するわけで…

無理難題の哲学 果たして人は相手の気持ちになれるのか 

人は感情の生き物です。時に「相手」を傷つけてしまったり、不快な思いをさせてしまうことはあるでしょう。 そんな時、見兼ねた第三者が、加害者を窘める場合に掛ける言葉として 「もし自分がそんなことを言われたら(されたら)どう思うか考えてみなさい。」 …

世界の半分くらいは思い込みと勘違いでできているような気がするという話

突然ですが、ランバ・ラルをご存じでしょうか? おいおい、またのっけからガンダムかよ・・・今度はなんの薀蓄だ? と、瞬時に思われた読者の方々、半分正解です。 そう、ランバ・ラルとは機動戦士ガンダムに登場するジオン軍の大尉で、 MS-07Bグフを駆り、…

まさかのスマニュー砲にLivingDaylights!! 閑話序での007

前回、書いた記事がどうやらスマートニュースというスマホ向けのニュースアプリに掲載されたようです。 アクセス数が急激に伸びた為、調べてみるとそこからのアクセスが大半を占めていました。(3/15現在も余波あり) ここ数日で今まで約一か月半を掛けて蓄積…

~固定観念を拭い去ること~それは人生の課題なのかもしれない

僕はガンダムという「作品」が好きです。そりゃぁもう一日中話していられるくらい大好きなんです。 ですから面識の浅い人や初対面の方と話していて「好きなことは何ですか?」と趣味の話題を振られたならば、まず迷わず、ガンダムについて語るようにしている…

例えばハッピーエンドだけが全てではないということについて

あれは二十代の頃、当時交際していた女性と初めて映画を観に行ったときのお話です。 以前の記事でも綴っているように*1 この頃の僕は「人生で最大の映画生活」を送っていました。 もうその当時のあらゆるジャンルの映画を鑑賞し、過去の名作なんかもちょっと…

「タイトル」を堪能してみよう~肩タイトルは伊達じゃない!~

随分 、前の話ですが何かのネットニュースからリンクした記事で「非常に惜しかった落選者たち」みたいな感じで、ひたすら過去の選挙の投票結果のうち、ぎりぎり当選できなかった票の人物を列挙していくという 一見誰得なんだろう的なものを見かけたことがあ…

本当に好きなことについて考えてみた~「好き」は自分を救う~

突然ですが、皆さんの好きなことって何でしょう? そりゃ皆さんも、趣味の一つや二つはお持ちだと思います。どんなに趣味のないって方でも、履歴書にはせめて「読書」なり「映画鑑賞」なんて書いたりするのではないでしょうか。 むしろ今のご時世、定年後の…

信じる者は救われる~科学信仰の時代に想うこと~

「無神論」という言葉を初めて知ったのは、SFC史上最も傑作と云われることも多いクエスト*1のSLG「タクティクスオウガ」の一場面でのこと 「オウガバトルサーガ」の第七章という位置づけの本作は、政治、思想要素が魅力の一つではありますが、その世界観は前…

敢えて云おう。ジャケ買いは良機であると~きっかけとしてのジャケ買いの勧め~

以前の記事でもちらりと触れましたが、どうやら僕は昔から人に影響を与える性質を持っているようでして、、、※1 最近、また一人、僕の影響でガンダムにどっぷり浸かっている知人女性がいるのですが、そんな彼女が今、観ているのがシリーズ二作目、僕も敬愛す…

僕なりの笑論 其の弐 ~素直に笑えないのには理由がある~

はじめにお知らせですが、当ブログもお陰様で記事が増えてきたため、この度 ようやく記事をカテゴライズしてみました。 雑記ということで、やはりその内容は多岐に渡るわけで、特に読者の皆さんには,その中でより自分の読みたいモノをチョイスして頂ける機能…

僕なりの笑論 其の壱 ~ゲームから学んだ笑いの意味~

皆さんは「笑い」について、真面目に考えたことはあるでしょうか。 僕が、おそらく初めてこの「笑う」ということについて、考えさせられたのは ドラクエⅣのあるエピソードがきっかけだったように思います。 「ドラゴンクエストⅣ 導かれし者たち」は1990年に…

防衛の名のもとに ~彼らは何故戦ったのか~ ウルトラセブン考

正当防衛という概念が存ります。 人間にとって何より大切なもの。それは生命でしょう。 他者からの不当な攻撃を受けた際、自らを「衛る」ために戦うことは そんな自分のかけがえのない命を守ることに他なりません。 以前の記事にて「勧善懲悪」※1 の概念に…

「敢えて」という卓越

「性癖」と聞いて、皆さんは何を想像したでしょう。 もし、「露出癖」「窃視癖」といった、所謂 セクシャルな意味でのフェチズムだけを思い浮かべたのならば、それは理解が足りていません。性(さが)とは人間の持って生まれた性質を意味します。 GB※1の名作RP…

役に立つとか立たないとか

僕は、どうやら昔から「周り」に影響を与えるタイプの人間のようです。僕の通っていた高校は同じ中学出身の同級生はほほ居ませんでした。(女子数名、男子に至っては僕と他1名) 無論、クラスでは同郷皆無。僕一人 まさに「未開の天地」でした。 そんな中で、…

僕たちは灰色の社会を生きている ~ウルトラマンに視る勧善懲悪論~

「勧善懲悪」 文字通り、「善を勧め、悪を懲らしめること」を主題とした話や作品を差す言葉です。僕の様々な趣味趣向のルーツでもある、「特撮」もまた、そんな「勧善懲悪」にカテゴライズされる作品が多々あります。 また、時代劇の中でも「特撮時代劇」と…

ショートショートの天才~星新一の魅力~

~はじめに~ 今回の記事では、幾つかの映画や小説に関して大々的なネタバレを含みます。気にされる方は閲読されないことをお薦めします。 時にふと、新しい何かを始めたくなる。そんな衝動に駆られることがあります。 とくに二十代の頃というのは、社会人と…

不器用ですから~脳はきっと万能じゃない~

人の書く文章を観て、「癖」を感じたことはありませんか? 僕は多々あります。基、「癖」を意識して読んでいるといっても過言ではありません。 世の中、この「癖」というのは、どうも悪い意味で用いられることが多いように感じます。車の運転を例にみていく…

中二病でもいいじゃない

~はじめに~ 今回の記事での内容は科学的根拠があるものではありません。あくまでこれは僕の「妄察」※1 ですので悪しからず 鵜呑みにしてはいけません 尚、読むにあたり予め過去記事「思い出は美しいからこそ語りたいモノ」をお読みいただくとより楽しめる…